発達凸凹のあるお子さんで聴覚過敏に苦しむ子は少なくありません。
トイレの流す音が嫌い、エアータオルの音が嫌い、花火の音が嫌い、バイクや車の音がコワイ、電車のドアが開くときの音が嫌い、横断歩道の「通りゃんせ」の歌がコワイ…。
これは耳が自然に行っているはずの「音の取捨選択」や「ボリュームコントロール」機能の不具合。骨導音(骨の響きから聴覚神経に伝達される音)のボリュームが大きくなりすぎちゃって、同じような過敏を起す場合もあります。
さらに「コワイ気持ち」と繋がると、どんどんエスカレートする事も。
ケアしてあげましょう。
トマティスのトレーニングでは「コワくて聴きたくない」音を、音楽のあちこちにほんのちょっぴりずつちりばめて聴覚過敏の子供たちの耳に届けます。子供たちは「あれ? 今怖いのが来そうだったけど、…気のせいかな」と少しずつその音に馴染み、次第に音と恐怖が分離して行き、「嫌いだけど、まあ我慢できる音」ぐらいに変化します。
NPOトマティスのどのセンターでも同じトレーニングでケアできますので、どうぞお近くのセンターに一度ご相談下さい。