WHOが「スマホ難聴」という問題を世界に発表してくれました。
いい音楽だから、好きな音楽だからといって、長時間ヘッドホンで音を聴いていると難聴の原因になる可能性もあるのだと。続けるのは1時間くらいにすべきだよ、とのこと。
今回はスマホ難聴という名前がつきましたが、1980年代、ウォークマンなどの携帯型音楽機器が出回り始めた時代にも同じ事がいわれました。「ウォークマン」が商品名であるため、これを使う訳にもいかず、「ロック難聴」などと説明されましたが、大音量に長時間さらされると聴覚神経がダメージを受ける、場合によっては聞き取れない部分が出来る、と言う事です。
今は職業性難聴を避けるために、大きい音のする工場や現場ではイヤーマフ装着が義務づけられていますが、大昔の工場・現場でそんな事にはかまっていなかったため、同じ大音量の場所での仕事を数年続けるうちに聞こえが悪くなる人たちがたくさんいました。
スマホ難聴になったとしても、いきなり難聴レベルまで下がる訳ではないので聞こえ難さがあるかどうか、なかなか自分では分かり難いものです。
なんとなく人の話を聞くのが面倒な気がする
ヘッドホンの音の方が良く聴こえるので家でも付けている
寝るときもヘッドホンで音楽を聴いている
ヘッドホンを外した後、音がウルサく感じる
ヘッドホンを外した後、音が小さく聴こえるのでテレビなどボリュームを上げた
夕方や夜になると疲れがひどく、たまに「聞く」事に「?」を感じる
聴き間違いが増えた気がする
喋るのことをおっくうに感じるときがちょっと増えた
以下の記事をお読みになって「もしかして」とお感じになった方は、お近くのトマティスセンターで聴覚チェックをお受けになってはいかがでしょうか。
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/150312/lif15031208000001-n1.html
トマティス麻布センター二村