
先日「ためしてガッテン」で耳の話をしていましたので、興味深く見せて頂きました。
そうしたら「急な記憶の衰えは、聴覚に問題がある場合もあるんです」と、私たちがずいぶん前から本当に良く知っていることが新知識として発表されていました。
もちろん何か不調を感じた時はまず病院。病院で診断してもらいましょう。そしてその結果で「異常なし」と出て、でも、何かスッキリしない、不調感が続く、そんな方が私たちのセンターにご相談にやってきます。
そういう方々の聴覚をテストしてみると、例えば左右の聴こえのボリュームが違ってしまっている方、周波数別のボリュームが凸凹になっている方、左右の音の聞き違いが出てしまっている方、当たり前に聴こえているはずの聴覚が実に様々なアンバランスな状態を示していることがよくあります。
目だって、年とともに疲れて来ますよね。耳だって、同じ事。ただ、ハッキリ他の人と比べられないし、アンバランスのために聴こえのクオリティが下がっていても聴こえている間は「問題無し」と思ってしまう、それが私たちと聴覚との今までのつき合い方だったんですね。
あの番組をご覧になった方。これは私のことではと思った方。病院に予約の電話をお入れになった方。病院でスッキリすればそれでいいんです。もしもスッキリしなかったら、思い出して頂けませんか?
私たちはとてもよくお役に立てると思っています。